2011
それは、もう、二度と、かき消されたりはないの。
今さら、伝えたいことは無い。何度もコピーされた、メロディの割り方なのでしょう。
匂いとか、温もりとか、すぐに欲しいものは、手近には表せぬものなのだと…気が違いそうになるのに…
今さら、伝えたいことは何?何度もコピーされた、リズムの取り方なのでしょう。
話し方、指折り方、すぐに思い出してしまうのは、こんな夜、深緑の支配している。
例えば…
「ウソツキでした あの時見せた 仕草はただの 強情っぱりの意地(つよがりのけっか)。」
せめて…
「何かは あれからずっと 変われない あたしに 釣り合いの取れるものを残して。」
せめて…
「何かは あれから きっと きっと… 重ねて 重ねて…」
2011
こんなところにも「A型気質=優柔不断」が表れるのだと
気づきました。
早く・・・腐らぬうち早く。
悩んだ挙句、四月生まれの目立ちたがり屋の人だから
皆に愛される桜の木の下に埋めました。でも、
それが失敗の始まりでした・・
十夜、百夜とあなたから目を反らしましたが
この時季になると、「さくら。さくら。」と
囃し立て、己ずと涙が止まりません・・
忘れられないノ。あなたと・・
ゆらり ら ゆらゆら 煌く
桜 咲く中で泣いて
春歌、溢れる浮き世に
あたしの叫び声、消して
あれから視界覆った前髪。
切っても切っても、断ち切れないのは、
幸せだった頃の残像・・
あれから止まったままのあたしを。
そろそろ動かさなけりゃ。
あなたを嫌いになる前に・・
想い⇒真空パック。
引き攣る笑顔とヤツレタ頬。
こんなカオじゃ、あなたに逢えないね・・
「愛していて欲しいから」
ゆらり ら ゆらゆら 煌く
桜 咲く中で 裂いて
遥か、重なる記憶を
あたしの未来から、消して
さようなら、さようなら
・・逢いたい。
桜 舞い散る中 独り。
春歌 溢れる浮き世より
「ここにいるわ」と手を振って。
2011
夜、君の答えをそっと待つの。
熱を帯びるスピードが早くなっていくのは、突然の言葉により冷却が行われたせいで。
まるで、手弱女、うつつ、かるた、取る。(真夏は寝苦しい。とモーベリア)
どうかこの時間が失われますように、余りの出来事、もはや、改竄(かいざん)のすべもない。
動かないのは、君。闇は体内時計を狂わす青。そう、色深度をじっと二人で見つめる。
このまま、嗜好の森の中で、待ち続ける僕は。
浅はかな、思いを暑さににじませ、雪は自然と口づけを。
愛おしい、違う、そんな言葉だけじゃあらわせない。
いまさら、気づいた、片目をつぶる(壁のリフレクション)仕草が君の限界を何度も見せていた。
僕たちは、夜の木々、どこへ別れて行くのだろう。
外せない、たがを見つめつつ、夢で待ち続ける僕は。
大声を上げて君を、上げて君を呼ぶけど、雪は別れの口づけを。
愛おしい、狂う、それだけで君を見続け、いや違う、僕はまた逢いたい、その言葉を伝えたくて。
2011
「それの重さに引きずられてる。」君は何か言いたげな素振り。
星が一回り冷たい夜に、違う時間軸感じていた。
「それはあなただけのわがままで。」君は言葉を隠している。
最後の科白、加速する恋、真夜中終着を。
掠れた声で、伝えたいのは、この詩!ねえ、届いてる?
―蚊取り線香に悶え苦しむ、虫のような僕は実は、
最初から恍惚の呈であったのかも知れません。―
最後の科白、加速した恋、きれいにまとめてよ。
ひりついた咽喉、伝えたいのは、この曲!ねえ届いてる?
2011
だから、ついておいでよ。
彩冷える時刻に、街並みは美しい。二人歩いてたら「夢は叶う」と君。
でも私は(少し否定的に)言う、
「『根拠の無い自信はあるんです』なんて台詞、売れるための最低条件で、結局売れなかった人もみんな言っていた。」
月霞む、フォークに何の気もないようにウインナーをさせば、「自信家ね」と君。
でも私は(少し挙動不審な動きをしてから)言う、
「本当は、君がいつも側にいてくれないと怖いんだよ。結局一人じゃ何もできなかった。弱いよね。」
「恋人たち」はね、「永遠」を願う。あの頂を目指すのは、私たちだけじゃないけれど、今は、掴むべきものが見えている。
赤く濁れり、天空を見上げて、周りはもう一段下に。この夜はもう、全てを覆う。君は私を追いかけてくれる?
そして、ゆらめく声が聴こえて、土の精すら私を認める。
少しでもいい、口にするのは、誇大な言葉は嘘になりそうで
でも私は(生来の気質のせいで)言う、
「例えば、この歌詞の上で堂々と戴冠式をあげようよ。私を信じてくれている君と二人で。」
2011
「変態」
はちきれそうな体躯から漏れ出る悪意に、すでに言葉も失うのだけれど。
吐ききれそうな気分から生まれた終焉。ここに極まれりいざ微笑むべし。
「理想は醜悪?」癒そうとも機はない。
うつろいゆくわ ふとく みじかく
鬼ときめく記憶に、埋もれたデモテープが発掘される。
変態が始まるは、秋、涼しく平静を保ち勉学捗る頃。
吐ききれそうな気分から生まれた終焉。ここに極まれりいざ微笑むべし。
「変態は醜悪?」いやソレに他意はない。
うつろいゆくわ ふとく みじかく
でも まだ
鬼ときめく季節にいびつなラブソングが聞こえてきます。
変態が始まるは、秋、涼しく平静を保ち勉学捗る頃。
鬼ときめく記憶に、埋もれたデモテープが発掘される。
変態が皆様に、まだ、伝わらないのは仕方がない。
だけどね、最高の思い出はまだまだこれからだ
2011
夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時 なぜわからなかったのか アイシテル
11月に初雪がまつげにのってふと気付きました
突然の詩的な出来事だけで感傷的になれるあたしがいるよ
セリフがシャリシャリと高音で回りだします
突然の詩的な出来事だけで感傷的になれるあたしがいるよ
夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時なぜわからなかったのか 愛してる
冬火照る君がねふるふると祈ってた
今なら手にとるようにわかるのにキスをして
突然の詩的な出来事だけで感傷的になれる僕はまだいる
冷たい手で缶詰を開けた オレンジがこぼれて
両の目の蛇口はまだゆるんだ 潰れた実を見て
夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時なぜわからなかたのか 愛してる
冬火照る君がねふるふると祈ってた
今なら手にとるようにわかるのにキスをして
2011
ツェッペ氏は好青年だ。
音楽を趣味として。
いるため、よくあることなのですが、少し耳の遠いね(特に右耳が)。
もちろん、それは。
生活上の不便を感じるほど。
ではなく、彼にとってはですが、少し耳の遠いね(特に右耳がとさっきから言っている)。
また、「外のデレムセントナなどの排気音も。
気になら。
ない程度の事でした。
」と彼が語るくらいですから、彼は障。
害があるとは認識してもそ。
れを重度の事とは感じていませんでした。
回りも気にする風はなく、「声の通りはいつもの酸素濃度をあらわしていた」
との発言から純文学の。
ための二次創作の所為だ。
と感じていたよ。
うですな。
既に彼らは出演者であることを知っていたし。
それは敬意を払って扱われるべき内容であろう。
すべては私に対し頭を垂れてい。
る。(例えば、飲食などの基本的な動作に関してもね。)
もともと地面に27度の傾斜。(最近傍決定則プログラムによ
り求められた。元の識別辞書は学生100人の意識調査による
もの)
ADD ♯2,N
BR LOOP
ADD ♯4,M
BR LOOP
ねごめく声が指から離れない
君は僕の行く末を知らない
頭でっかちどもに一瞥やれるわ
さでたる強い眼差しさえも
他人貶め自分を磨けない
奴等は外で勝手に吼えていろ
僕らはそ知らぬ顔で通り過ぎるから
おまえらはうらやましげにくびをだらんとたれていたよーあー
うー!
さいごにかかってこい。
2011
でも明らかにおかしい。どこかでデジタル的な問題が発生したようだ。
通俗会の母親は明らかにパースがおかしい、いつも奥の部屋すりガラス越しに見えるのは頭の大きすぎるデザイン。
下ダル会の父親はずっと壁に向かって話す癖が抜けないし、いつも話にまとまりが無い。まるで別人。
弟と僕は服が共有できないほどの高身長。指の第二関節から先は動かない。
胃下垂の僕だけ(変化無し)。
嗚呼、君は、何も変わらずにいて欲しい。と願ったけれど、
君もやはり、まるで紙切れのような姿ぺらぺら破れ顔。
久しぶりの公園であった君の変わり果てた姿、なのに性格は何も変わらず、(おそらく其処だけ、悪意ある良心によるデジタル補正。)それがかえってせつなくて。(僕は人を見た目でしか判断できない最低なやつなのかと頭を悩ませた)。
ああ 君へ、何も変わらぬ無垢な思い、そう、純粋は理性を超えた。
思った瞬間、はらりと、君は、失われました。触れることが違反へのオマージュだった。
でも、そこに、暖かさは、確かに、存在したんだ。
2011
今まで、深く、いびつな帽子を被っていたのは、自分の頭の形のせいです。
-この曲が「頭がおかしい」と題される所以です-
右前頭部にトナカイの角のような形の突起(体積にして15立方センチメートルほど)が生まれ付いてあるのです。
部屋に籠ってテレビを沢山見るのも良いのですが、年頃になった自分は生意気にも好意をもつ男性が出来ました。
その男性は…(ここより字が掠れて解読が出来ない、頭についての記述に関しては、精細な図が注釈として加えられているが、この楽曲には必要ないものとみなして割愛する。)
-以下、この楽曲に詩をつける。託された手記はもともと「頭がおかしい」と言う楽曲の歌詞として意図されたものと私は考えている。実際の手記にはメロディラインにあわせたかのようなプレス記号がところどころに書き込まれていたため。-
短く刈った髪で、私の頭が膨張を始めたのは、13歳春のこと。
密集した絶望と宿命のサイレンが母の手記から読み取れます。
直後、家まで本当にサイレンがせまるとは。
どろどろした、うずまきが自己免疫疾患のアポトーシス、プログラムされた死へと向かうのです。
私は連れて行かれながら、すべての符号を得て、自分の運命を思ったよりもすんなりと受け入れることが出来ました。
今、気づいてください。あたしのこと。
何も言わずに、抱いてくれたよね。
今、気づいた、この人たちは消毒液のにおいがする。
絶対、もう逢えない、あなたと。
あたしは、三日後存在がなくなる。
いびつを愛したあなたもまもなく連れてかれるのでしょう。
証拠隠滅のために。
ごめんなさい。(命に関るときのこの言葉は、恋愛のそれよりも純粋で甘美な自己陶酔の響きをもつのかもしれない。)